Seika's Blog

声楽家 川口聖加による音楽のこと、日常のこと

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不老閣コンサート

北杜市増富ラジウム温泉郷のなかに不老閣という老舗の温泉旅館があります。様々な病気に効果があるとされる天然ラジウム岩風呂(源泉は20度前後という低温泉、館内の温泉は30~36度)を目当てに全国から多くの湯治客が訪れています。

不老閣では毎月1度コンサートが開かれており、先日はピアニスト小野惠子さんとご一緒に演奏してきました。

使用ピアノは何と明治時代に作られたヤマハのアップライトピアノ。セピア色の懐かしい響きがします。惠子さんによると、コンサートを続けてきて(今回で15回目)少しずつですが音が安定してきたそうです。

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コンサートでは、歌の翼に、オランピアのアリア、途中で惠子さんのご子息であるアイドルチェリスト順平くん(5歳、想像を絶する上手さです)のチェロによる千の風になって、を挟み、アメージンググレイス、踊り明かそう、祈り、と短いながら多彩な内容でお届けいたしました。惠子さんは一音一音本当に心を入れて弾いてくださるので、惠子さんの音から受けるエネルギーはいつも私の中のエネルギーを刺激し、毎回、理想的なテンションで演奏することができます。伴奏とはそういうもの、と惠子さんは言います。演奏とはある意味「戦い」かもしれません。お客さまは気が付かないとしても、、演奏者同士、まずはお互い確固たる表現を出し合うこと(もちろん勝手気ままなものでなく、かみ合うことができるもの)。調和というものは、まずはそれを実現できてから、その先で手に入れられるものだ、と。初めから調和だけを目指すと、伝わるものは弱くなってしまう。

このコンサートでは、いつも企画に携わってくださっている聖ちゃんという名物司会者もいらっしゃいます。私よりずっと年配の方ですが、ものすごくエネルギッシュでそのお年にはとても見えません。いつも演奏曲を丁寧に調べて、きちんとお客さまに解説してくださる姿には頭があがりません。コンサートに携わる一人一人の、楽しみながらの一生懸命さが、会場いっぱいに広がって、本人たちも含めそこにいる一人一人に返ってくるような素敵な時間でした。

不老閣は魅力的な場所です。まず、おかみさんが筆頭に素晴らしい人。お客さまもみんなニコニコしています。演奏に伺う前に惠子さんが「私なんかいつも元気を与えようって思って演奏しに行くのに、逆に元気をもらって帰ってくるのよ~」と言っていたことが、私にも実感できました。

演奏終了後は、お客さまたちとラジウム温泉につかって、私がきっと一番大満足して♪帰途に着きました。

聴いてくださったお客さま、おかみさんをはじめとするホテルの皆さま、聖ちゃんご夫婦、小野惠子さんとそのご家族、皆さま本当にお世話になりました。ありがとうございました!
  1. 2008/07/21(月) 11:31:31|
  2. Concert(演奏会)
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